薄毛は誰もがいつ発症してもおかしくない
という特徴があります。
ちょっと言い換えるといつ発症するかわからないともいえます。
しかし男性型脱毛症にはこんな特徴もあります。
「30歳代から急激に増えだす」というもの
どのくらい増えるのかと言うと、
正確な数値はわかりませんが20歳代の約2倍です。
割合で言うと20代の人で6%
30代の人だと12%が発症するとのこと。
数で言うと大体50万人ほど
薄毛で悩む人が増えているってことになります。
(2010年の人口統計による)
ちなみにその割合はAGAだけの数値なので
他の脱毛症も含めるともっと多くなると思います。
ではなんでそんな急激に増えるのか。
はっきりしたことはわからないけど
個人的には次のように予想しています。
予想① 男性ホルモンの感受性などが変化?
AGA発症リスクは遺伝子を調べることでわかります。
男性ホルモンがアンドロゲンレセプターと結合しやすい人は
髪が抜けやすいってことはわかってますが
なんで人により発症時期が異なるかが問題になります。
もしかしたら年齢を重ねるごとに感受性の度合いが変化したり
体の機能の維持を図るためにDHTの産生量が
多くなるなのではないか、と考えています。
予想② 不摂生のツケが出てきた?
20代以内だと体は全盛期といえる状態なので
多少無茶をしても平気な場合が多いです。
でも人間の体は20歳をピークに
いろんな成分が減って機能が退化してきます。
それがわかりやすくなってくるのが
30歳を過ぎてからだと思われます。
で、若い頃に不摂生を続けていた人は
その分のツケが出てくる時期なのでは?と思うのです。
幸いAGAが発症しにくい遺伝を持ってたとしても
体に負担のかけることが慢性化していたら
それが薄毛に拍車をかける主因になってるとも考えられます。
すぐ影響が出ないからこそ
油断している人が多いと強く思います。