モンドセレクションという名の罠 育毛剤の効果とは無関係

ぽんぽくです。

モンドセレクションという言葉がいつからか
ちょくちょく見受けられるようになってきています。

育毛剤の中にもそれを受賞したとして
大々的に紹介されているものもあります。

いかにも効果がありそう!という印象がつきますが
それとは全くの無関係なものなのでご注意を。

モンドセレクション自体が悪いというより
単なる売るための手段として使われてる感じがするので
大人の世界の嫌らしさが垣間見えます^^

罠と言われても致し方ないと思っています。

・モンドセレクションとは何か

まずは基本的なことから知っておくのが重要です。

モンドセレクションはベルギーの民間団体のことで
食品とか化粧品などの技術的水準を審査するところです。

技術的水準とはその製品の品質がどのくらいかを示すもので
いろいろな審査項目があるようです。

詳しい内情は非公開となってるのでわかりませんが
成分表記が正しいかとか衛生面、原材料、
消費者への情報提供などがあるとされてます。

曖昧なのでそれでもなんともいえませんが
とりあえず言えることは、
その製品の品質の良し悪しが審査されてることです。

言い換えると、賞を受賞したからといって
おいしいとか効果があるというものではない、
ということです。

衛生的で原材料に偽りがなく
ちゃんとした管理体制で作られたものと判断されれば
なんでも受賞できる可能性があるんです。

だから大阪の水道水とか効果が期待できない水素水とか
ジャンクフードである冷凍食品や菓子類なども
受賞することが可能なんですね。

この予備知識をもっていないと
騙されるだけになるので気をつけてください。

・モンドセレクションは返金保証と同じ穴のムジナ

さて、本題の育毛剤とモンドセレクションの関係について
いろいろ突っ込んでいこうと思います。

育毛剤の中で受賞しているものとして有名なのは
ポリピュアとかマイナチュレ、イクオスあたりです。

何年連続受賞とかいろいろアピールしてますが
その賞が何を意味するのか知っておくと
何のアピールにもならないことがわかります(笑)

モンドセレクションを何回受賞したからといって
それが効果とは直結する話ではありません。

食べ物で言うと必ずしもおいしいとは限らないということ。

育毛剤は効果があってなんぼのものだから
それとは無関係のものでアピールされても
消費者にとっては何の特にもなりません。

むしろ弊害であるともいえます。

モンドセレクションを受賞すると
メダル風のロゴマークを表示することが
出来るようになります。

商品ごとに装飾とかが違うのは
ある程度アレンジしていいとなってるから。

色は金銀銅の3種類で90点以上を取ると
金賞より更に上の最高金賞と評価される。

別名でグランドゴールドメダルという。

そういうきらびやかなマークや
最高とか金賞などの言葉があると
さぞかしすごいんだろうという印象を受けますよね。

それがよくわかる例がサントリーです。

プレミアムモルツが2005年に
最高金賞を受賞したそうですが
それから売上が飛躍的に伸びて
一時期に品切れ状態になったとか。

そしてその年の売上は前年度と比べて
2倍以上になったというから驚きですよね。

サントリー以外にも受賞をきっかけに
売上が伸びた商品がたくさんあるようなので
その影響力は確かにありそうです。

健康に良いか悪いかは別として、
とりあえず食品の場合はまだマシだといえる。

おいしいかおいしくないかすぐ判断できるからです。

おいしいなら単純に楽しめるし、
おいしくないなら買わなければいいので。

これを飲み食いしてみておいしいかどうかは
何日か経ったあとじゃないとわかりません、
なんて食べ物はないですよね(笑)

育毛剤に関しては全く次元が違ってきます。

体につけるものだから安全性が高いことに
越したことはないですが
効果がなければ何の意味もありません。

つけ心地がよいとかサラッとしてるとか
匂いがきつくないとかそんな感想はどうでもよくて、
効果があるのかないのかが最も重要なことです。

前述のようにモンドセレクションは
効果に関しては評価しないものです。

でも欲しくなるような印象だけはしっかり与えてるので
もはや罠としか思えない状態です

まあ考え方によっては良いヒントにはなります。

そのような小手先のテクニックを使うようなものは
とりあえず疑ってかかるのが定石である、
と捉えれれば騙される確率はかなり減ると思います^^

・モンドセレクションの興味深い噂

また、こんな興味深い話もあります。

1つの商品を審査するのに
1000ユーロちょっとかかるようです。

これは日本円にすると10万円くらいですが
それさえ払えば受賞できるのでは?という黒い噂が(笑)

真意は不明ですがそれが本当っぽいと思われても
仕方がない情報があるのも事実です。

2008年に応募された商品の総数は1753あり、
そのうち8割が入賞したとのこと。

つまり最低でも銅以上を受賞した商品がほとんどで、
さらにその中の329は最高金賞だったとか!

割合にすると約2割も最高の評価を得たのです。

モンドセレクションは相対評価ではなく絶対評価です。

点数が一定以上とった商品は
もれなく受賞できるという仕組みなので
「最高」がいくつもあるんです。

それにしてもその数は驚きですね(笑)

金さえ払えば金賞が取れるという揶揄も
あながち間違っていないと思える。

仮にそうでなくてもそんなに金賞が多いなら
その価値は察して知るべしである(笑)

ちなみにモンドセレクションは
世界中から応募を受け付けてるそうですが
商品の5割は日本製品だそうです。

あと知名度は世界全体で見ると
そんなに高いものではなく
日本がダントツで高いという話もあります。

穿った見方をすると、
それほど日本人は騙されやすい民族
ともとれてしまう^^

まあ、マーケティング的な話になると
必ずしも悪いことではないので全否定はできません。

でも、その賞がどんなものであるかは
しっかり消費者に伝えるべきだと思います。

そうでないとおいしいとか効果があるとか
誤解を招くことに繋がると思うからです。

残念ながらちゃんと説明してるところはほとんどありません。

あっても概要を説明しているだけに過ぎず
広告ページに至ってはほぼ載せていないはずです。

てことで結論としては全額返金保証と同じで
単なるマーケティング手法の悪用に過ぎない。

何の役にも立たない自己満足レベルの
資格のようなものに精を出すくらいなら
商品力に磨きをかけてほしいものである。

残念ながら売ることばかりに躍起になっている
昨今のメーカーにはそんな発想はないようです^^